髭剃りのシェーバーを買ったけど、もっと早く買っておくべきだった理由
結構前の話なんですが、電動の髭剃りを買ったんですが、思いのほか良かったので書いておこうかと思います。
髭剃りって面倒くさがりな僕にとっては、めちゃくちゃ億劫な事で、ほとんど週に1回剃ったらいいところでした。恥ずかしながら、ほとんど習慣として身につかなかったわけです。
今は電動シェーバーを買って、頻繁に髭剃りをするようになったのですが、以前は、ジレットの○枚刃とかのT字カミソリを使っていました。5枚刃とか6枚刃とかそんなに必要なのかと疑問に感じながら使っていたわけですが、正直なところ僕の印象としては、高い割にすぐにだめになるし、なによりシェービングフォームをつけて剃らないとだめだったのが面倒で、なかなか剃る気にならなかったんです。
まあ、ここまで面倒くさがりの人はあんまりいないかもしれないけど・・・。
その時でも、電動シェーバーの存在は知っていました。当たり前だけど。でも、なんとなく、どうせ大したことないんだろうと思っていたわけです。安い機種は、作りからして単純そうで、もし良かったら誰もが使ってるんじゃないか思ったし、高い機種だってT字カミソリと大差ないだろうと思っていました。だから電動シェーバーなんて30年以上も全く持ったことも、使ったこともなかったわけです。
そんなとき、アマゾンのクーポンが2000円分の使い道を考えていたことがあったんですが、特に欲しいものがなくて色々物色しておりました。その時、なんとなく買ってみたのが「IZUMI VIDAN 往復式シェーバーIZF-V31K」という激安シェーバーで、カスタマーレビューがなんかすごく良かったんです。だから、安いし評判も良さそうで、何より見た目が安っぽくないということでダメ元で買ってみたのがきっかけです。
まぁ、たまたまクーポンの使い道がなかったから買ってみただけで、クーポンがなかったら一生買わなかったかも知れません。
だって安いシェーバーって、いかにも安っぽいデザインじゃないですか?でもIZUMIのIZF-V31Kは高いシェーバーにありがちな形で、持ってても恥ずかしくなさそうで。
値段の高いシェーバーって、まず私のような貧乏人が持ってるイメージが全くなくて、どちらかというと中小企業以上の社長、役員クラスが使っているブルジョワなイメージがあったんです。(笑)
金が有り余ってたら買うけど、私のような余裕のない人が買う必要がないガジェットだと思っていました。それで、○枚刃とかのカミソリを、電動じゃない方がこだわりがありそうでカッコイイ(笑)とか、言い聞かせていたわけですよ。
でここからが本題。
で、届いたIZF-V31Kを見たら、2千円とは思えない所有感。安くて良い物には目がない僕が自信をもっていいますが、絶対に2千円とは思えない。光沢感といい、質感といい安っぽさが全然感じられない。泉精器の商品開発力はすごいなと。ドライヤーもIZUMIのを買ったんですが、デザインがよくて安いというのは共通してますね。
ここで言いたいのは泉精器の商品開発力はすごいということ。
IZF-V31Kを買ってから実際に使ってみたんですが、これが快適で^^。面倒くさがりの僕ですから、何も付けずに使うんですが、それなりに剃れるし、バッテリーも結構持つので、もっと早く買っておくべきだったと思いましたね。
正直、高いシェーバーがどんなものか知りませんが、レビューを見るかぎり劇的には変わらないのかな?という感じがします。まあ僕のような貧乏人には最初から選択肢に入ってないですが・・・。
でも、もしあまりお金がないけど、面倒くさがりという人がいれば、電動シェーバーを使ってみてください。きっと満足していただけると思います。
まあ、考えてみると電動シェーバーなんて、中のモーターが回ってヒゲを剃るだけのシンプルな道具ですから、ちょっと高すぎるんじゃないかと思いますね。2千円でも問題なく普通に使えるのに、1万円以上する機種も普通にあって、正直、そこまで高級化する必要あるのかと思うわけです(だからブルジョワなイメージがあるわけですが)。
というわけで、日本に泉精器があってよかったなとお話。
でも、こんなに安くいいものを出されたら大手メーカーも大変だろうと思います。もともと価格が割高なところに、完成度の高い製品を出すというやり方ですね。
中国企業に外注すれば、技術をもってなくてもそれなりの物を量産出来るわけですから、既存メーカーは、さらに高付加価値化をすすめないと利益がでなくなってしまう。でも、家電って高機能化すればいいというものでもないわけで。
既存メーカーからすれば、そんなことは解っているけど、既存の雇用枠を維持するためには、高付加価値化を進めるしか残されていないという感じかもしれませんね。
このまま行けばどうなるかというと、今以上に中国企業が製品開発力をつけて、日本メーカーは太刀打ち出来なくなるんじゃないかと思うわけですよ。家電量販店で買う人が減って、アマゾンで評価も良くて圧倒的に安い物を買う人が増えていくんじゃないかと。
まぁ、そうなったとしてもほとんどの消費者には利益になると思いますが。
最後に一応書いておきますが、泉精器の回し者ではありませんし、アフィ目的でもありません。ただ、僕が個人的に思ったことを書いただけです。
というわけで、いい加減に今回はこのへんで終わりにします。
IZUMI VIDAN 往復式シェーバー ブラック IZF-V31K
- 出版社/メーカー: 泉精器製作所
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る